お手入れ
2013/05/21 Tue. 02:06 | 日々 |

娘の使っている飯碗と汁椀です。
妻の地元が木曽漆器の産地ということもあって、お食い初めの時に買いました。
これは、小さなものからサイズがいっぱいあって、子供の使いやすい大きさを選ぶことが出来るんです。
漆の器って扱いが大変なんじゃない?しかも子供が使って大丈夫?と思うかもしれませんが(確かに、取り扱いの説明には、いろいろと書いてありましたが。)ウチではあまり気にせず使っています。
子供はスプーンやフォークでカンカンと音を立てるし、ほかの食器と一緒にゴシゴシ洗ってしまいます。
そんなことをしたらいけないのかもしれないけど。
でも、毎日使っていても、今のところなんの問題もありません。
家具にも同じことが言えると思います。
オイルで仕上げた家具というと、定期的にメンテナンスをして、あれに気をつけて、これに気をつけて。と、なんか大変そう。と思う人も多いんじゃないでしょうか。
確かに、気を付けなければいけない事もありますが、あまり神経質になる必要はないと思うんです。
我が家の子供椅子はオイル塗装。
子供は手でご飯を食べたり、いっぱいこぼしたりなので、毎回椅子は食べ物でベタベタになります。
それを毎回濡れた布巾でゴシゴシ、ゴシゴシ。
この前オイルを塗ったのはいつだったけな?というぐらいほったらかし。(家具屋としては恥ずかし話ですが)
それでもガサガサになることもなく、むしろ座面なんかは毎日座ることでツヤが増しているくらいです。
もちろん、きちんとした仕上げがしてあるからという事もありますが。
定期的にオイルメンテナンスをすればより良い状態を保つことができるのは確かですが、人それぞれのペースでやってもらえればいいと思います。
なんかツヤがなくなってきたかな?と思ったときにオイルを塗ってみる。
そうするとまた家具が元気になったような感じがして嬉しくなる。
そんな事を繰り返していくうちに、手入れをしながら使い続けることが当たり前の事になっていくんだと思います。
無垢の木の家具は、ガンガン使ってください。
ちょっとくらいキズがついても受け入れてくれる、おおらかさもありますから。
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